src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-4532488125941757" 子育て 将来の夢 子ども任せ 親の関わり方 目標設定 親子 教育  | あつたろうの教育相談室

親は適度に子どもの選択に関わるべき!!

最近、子どものことを想って、

「自分の子どもの好きなようにさせてやりたい」

「やりたいことは子ども自身に決めさせたい」

という親が増えているように思います。

私も子の親なので、その気持ちは分からなくはありません。

しかしその方針を貫こうとするあまり、客観的に見れば明らかに子どもが不合理な選択や、非効率な選択を獲ろうとすることを、見て見ぬふりしてしまう可能性もあります。

もちろんそれも含めて必要な経験と割り切れるならまだしも、取り返しがつかないことや、子どもに大きな傷を負わせる可能性もあると思うのです。

大人である親は子どもと違い、冷静に妥当性を判断する力があります。

時にはその力を発揮し、子どもが大きく道を踏み外さない道しるべになることも必要だと思うのです。

行き過ぎた結果、子どもの将来に対して無責任に映る可能性もあるので注意が必要です。

大人になってからのことを語られても先過ぎる!!

経験上、中学生くらいまでの段階で、将来のことも見据えて今を決定できる子どもは相当精神年齢が高いと捉えて良いでしょう。

実際はほとんどの子どもがそれはできません。

人はいくら勉強しても、実際に経験してみて初めて分かることがたくさんあります。

皆さんも子どもの頃経験がありませんか?

「そんなことでは大人になってから困るよ」

「社会に出たら大変なことはもっとあるよ」

このようなことを私は親から脅しのようにことあるごとに言われていました。

しかし実際に大人ではない私がそんなことを言われても全くピンと来ず、そんなイメージの湧かないことを盾に説教を受けることに苛立ち、反発ばかりしていました笑

もちろん大人になった今となっては理解できますが、子どもの頃の私には全く響きませんでした。

子どもにとって大人になってからのことを語られても、先過ぎるのです。

子どもに理解を促したいなら、子どものペースに併せてあげることも必要です。

子どもに将来を明るくする価値判断を与えることこそ親の務め!

中学生が志望校を決める際、判断基準にする項目として意外と多いのが、「制服がかわいいかどうか」、「学校行事が楽しいかどうか」、「自宅から距離が近いかどうか」などが挙げられます。

ただ、冷静に考えてみて下さい。

これら理由は、「将来」につながっていますか?

制服がかわいい高校に進めば、それによって何か大きな未来が約束されますか?

学校行事が楽しければ、将来なりたい自分になれるのですか?

自宅から近い高校を選べば、将来の夢を叶えられるのですか?

もうお分かりですね。将来のあなたには全く関係ありません。

賛否両論あると思いますが、このような進路の選び方は個人的にもったいないと思うのです。

ただただ目先の欲求を満たすだけに過ぎず、高校生活より先のことは全く見据えられていません。

逆に制服はかわいくなくても、「将来海外で働きたい。この高校には留学プログラムがある」というような決め方をする方が、確実に将来の自分にとっては有益ですよね。

教わることがなければ、こうした価値判断を子どもたちが自ら知ることはできません。

このようなことを提示し、子どもたちの将来への展望を明るくしていける人こそ良い親だと思うのです。

子どもが将来への展望を開くには?

今は選択肢が多すぎる世の中です。

情報量も溢れており、もはや人ひとりで処理できるレベルではありません。

それは恵まれている側面もある一方、何を選んだらいいのか本気で悩むレベルです。

そういう時にオススメなのは、「過度に悩みすぎず、まず行動してみること。」

悩む人に限って悩んだあげく、何も行動しません。

私も娘がいますが、将来パティシエになるか、画家になるか、どうしようか悩んでいました。

まずは娘をキッザニアに連れて行きました笑

そこで、料理系の仕事をいくつか体験させました。

後日、今度は絵画教室の体験に行かせました。

結果、仕事にするならパティシエが良いと、娘は結論を出しました。

実際に体験してみて、娘なりに学ぶことがあったようです。

もし子どもがやってみたいことがあると仄めかせば、このようにやらせてみてあげて下さい。

それが子どもが思いの外マッチする可能性もあれば、思っていたのと違った、なんて可能性もあります。

いずれにしてもやらせてみないと何も分かりません。

その行動を後押しすることができるのは、親しかいません。

「子どもが決めるまで親は見守るのみ」

確かに聞こえはいいかもしれませんが、未成熟な子どもが巡らせる思考には限界があります。

言葉を選ばずに言えば、私にはそのような考え方は時に無責任に映ります。

干渉しすぎるのも問題ですが、適度に子どもに歩み寄り、導く努力はするべきだと思います。

まとめ

いかがですか?

子どもの人生だから子どもに決めさせたい。

決してまちがった考えだとは思いません。

しかし子どもの人生は子どもだけのものではないのです。

子どもに纏わるみんなにとっての人生なのです。

親が正しく関与することによって、子に正しい感性を身につけられます。

定期的に子どもとの関わり方を見直していきたいですね。

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