src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-4532488125941757" 子育て 会話 コミュニケーション 親子関係 指導 教育 授業  | あつたろうの教育相談室

子どもの気持ちをうまく肯定してあげる方法!!

今の世の中、選択肢が多すぎる!

選択するヒントを与えてあげることこそ親の役割!!

受験生の指導に携わり、思うこと。

それは公立、私立含め、選択肢の数が多すぎるということです。

特に私立は商売なので、とにかく生徒に来てもらわないといけません。

少しでも魅力を出そうとキャッチーな名称のコースを新設する高校も増えているように思います。

しかしこのように選択肢が増えすぎると、却ってどう選べばいいか分からなくなりますよね。

以前にも似たような記事を書きましたが、だからこそある程度親が子どもが選びやすくする手助けが必要なのです。

この本がオススメなので、良かったら子どもに読ませてあげて下さい。

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これは娘も大好きでしょっちゅう読んでいます。

そしてこれを読んで娘は獣医になりたいと言い出しました。

まず進路を決める上で大切なことは、「その先の将来の目標まで見つかっているかどうか」です。

もちろん今後変わる可能性もありますが、このように将来的な目標までしっかり決まっているのとそうでないのとでは、進路を決めるまでにかかる時間に大きな差が生まれます。

そして目標は早く見つかるに越したことはありません。

なぜなら目標が決まれば、すぐにそれに向かって行動に移すことができるからです。

逆に目標が決まらないうちは、「目標を決める努力」をすることとなり、本質がずれることになります。

やっと決まった頃には、早々と目標が定まった人と比べると、学力の差は歴然です。

だからしつこいですが、できるだけ早くに子どもに将来のことを考えさせたいですね。

一番大切なことは、子どもとしっかりコミュニケーションをとること!

夫婦でも不仲の理由に、コミュニケーション不足が挙げられますよね。

これは夫婦に限らず、大切な人と良好な関係を築くには、しっかりコミュニケーションをとることが必須です。

そしてコミュニケーションを成功させる秘訣は、「傾聴」することです。

たくさんの保護者様とこれまで関わってきましたが、残念ながらこれができている方は非常に少ないです。

というより、傾聴できていると勘違いしてしまっているんですよね。

友人でも恋人でも誰でもいいですが、一切口を挟まず、相づちを打つだけで話を聞き続けることはできますか?

多くの人が途中で回答してしまったり、持論を述べたりしてしまうケースが多いはずです。

コミュニケーションをとるというより、子どもの思いをしっかり聞き、受け止めてあげることが大切と言い換えても良いかもしれません。

ちなみに子育て本とは少し異なりますが、傾聴の極意については以下の書籍が大変参考になります。

僕はこれは教育にもすごく役立っているのでオススメです。


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仮に以下のような会話があったとします。

子「僕、将来医者になりたい」

親「医者になろうと思ったら大変やぞー。勉強もいっぱいせなあかんし、好きなことなんかやっている場合ちゃうで。あんたにそんなんできるかなー」

もしこのような回答を無意識にしてしまっているなら、知らない間に子どもの意欲をそいでしまっている可能性があります。(ちなみに僕の親はこんな感じでした笑悪気はないんですけどね)

逆にこんな回答だったらどうでしょうか?

子「僕、将来医者になりたい」

親「それは立派で素晴らしい目標やな。じゃあこれからもっと勉強頑張らなあかんな」

これだったらやる気になる可能性がありますよね。

ではここでのポイントが分かるでしょうか?

それは回答の第一声で、子どもの意思を肯定してあげていることです。

「それは立派で素晴らしい目標やな」と、自分の決めた目標を受け入れてもらえたことできっと子どもは喜ぶでしょう。

このように、子どもが話した内容に対し、まず第一声、どのように返答するかが極めて重要です。

まずはプラスの内容を!その後にマイナスの内容という順番が大切!

どんな内容でも同じです。

仮にあなたが仕事で失敗をしたとします。

上司に「何をやっているんだ!」と厳しく叱られたとします。

当然仕方ないとはいえ、落ち込みますよね。

その後に、「けれど君が頑張ってくれているのはよく分かっている」と後からこのような言葉をかけられるとどうでしょう。

おそらく第一に叱責されていることですでに暗くなっているので、その後どんな良いことを言ってもらっても慰めにしか聞こえなかったり、耳に入らなかったりするのではないでしょうか。

これを順番を変え、失敗した後にまず「君がいつもよく頑張ってくれていることは知っている」と言ってもらうとどうでしょうか。

叱られる覚悟でいた立場としては、このような言葉をまずかけてもらうと安心に変わるのではないでしょうか。

失敗した自分に配慮してくれていることが分かれば、その上司への信頼が増しませんか?そしてその後に改善点や指導を受けても、素直な気持ちで聞き入れられるのではないでしょうか。

子どもに何か改善点を伝える時も同じです。

頭ごなしに「その考え方はよくないからこうした方がいい」と言われるよりも、「その考え方のこの点はすごく良いと思う。この点をこうすればもっと良くなるんじゃないかな」なんて言い方をされた方が、子どもも聞く耳を持つ可能性が高いでしょう。

このように、伝えたいことの順番を意識することはとても大切なことなのです。

逆にこれを意識すれば、教育のみならず、他者と良好な関係を築くことに非常に役立つはずです。

ぜひとも実践してみて下さい。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

やはり会話で大切なことは、「感情的にならない」ということだと思います。

話す内容もそうですが、冷静に話す順序をうまく組み立てることによって、人間関係の構築はスムーズになるはずです。

頑張っていきましょう!!

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