なぜやる気が出ないのか?
勉強しないといけないのは分かっているけどどうしてもやる気が出ない。
だらだらしている内に時間だけが経過してしまう。
こうした経験は皆さんありませんか?
おそらく多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか。
このやる気というのは厄介で、出そうと思って出せるものではありません。
ただ、一つだけ確かなことがあります。
やる気の「気」は、気分の「気」ではありません。
気持ちの「気」です。
この気持ちというのは何をするにもとても大切で、この気持ちを強く持つのに必要なことは、明確な目標を持つことです。
まずは小さな目標から
中学生であれば、目標設定をする上での最終ゴールは受験、つまり志望校への合格でしょう。
例えば志望校に合格するための目安の偏差値が60で、自分の偏差値が45しかないのであれば、この15の不足を埋めるためにどうすればいいのか考えるきっかけとなり、それが行動と努力量となって表われます。
しかし、目標が何もなければ、そもそも成績を上げる目標となる指針や数値目標を立てることができません。
モチベーションを保つことはおろか、そもそも勉強する意味すら見出せなくなってしまう可能性があります。
つまり勉強でもスポーツでも仕事でも何でもそうですが、やる気やモチベーションを上げて行動実行するには、大なり小なり目標をきちんと決めることが必須です。
早い段階から志望校が見つかればもちろんこれに越したことはありませんが、それができれば苦労はないですよね?
選択肢が多いこのご時世、そもそも目標が決まらないことが悩み、という声もあがるくらいです。
こういう人にはまずは小さな目標を掲げることがオススメです。
例えば直近の定期試験において、
「前回よりも5教科合計点を50点上げる」
「ライバルであるAくんに5教科合計点で勝つ」
「苦手な数学は平均点を必ず超える」
「全教科90点以上とる」
など何でもかまいません。
目先に控えていることには逐一目標を立てることが非常に大切です。
こうして小さな目標を立て、それに基づいて行動している内に、大きな目標に広げていけばいい。
目標を達成できれば大いに喜び、自信に変えて下さい。
逆に未達であれば、大いに悔しがって下さい。
そしてその悔しさを忘れないで下さい。
それがあなたの成長の糧となり、財産となり、行動と結果を変えるきっかけとなります。
まとめ
今日はやる気を出すことの重要性について話しました。
全ては大なり小なり目標を設定することです。
目標がなければ人間は動けません。
そしてシビアな努力を行うことも、その意義を理解することもできません。
小さな目標設定であれば簡単にできるはずです。
無理のない範囲で設定し、達成する経験を積み重ねて下さい。
その内に必ず大きな目標へと広がっていくはずです。
頑張っていきましょう!!
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