src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-4532488125941757" 【オススメ】疲れた時は、見方を変えてみる! | あつたろうの教育相談室

【オススメ】疲れた時は、見方を変えてみる!

スランプは頑張っている証

何かに向けて努力している人は、必ず経験するであろうスランプ。

不思議なもので、順調な時は何をやっても絶好調で、何をやってもうまくいく。

ところが一度何かにつまずくと、芋づる式に災難が畳みかけてくる。

もちろん気持ちの持ちようもあるのかもしれないが、僕は昔からそうだった。

うまくいく時は何をやってもうまくいくし、ダメな時は何をやってもとことんダメ。

これも山あり谷ありの一環なのかもしれない。

スランプとは頑張っている人がさらに高みを目指すからこそ陥るものだ。

何かを頑張っている人は、当然目標も段々高くなり、自分に対する期待も膨らむ。

50M走で7秒ジャストを目標にしていた人が、その目標を達成すると、当然次の目標を立てる。

次の目標を6.5秒と設定したとすれば、当然ちょっとやそっとの練習で簡単に達成できるわけがない。

かといって、7秒ジャストで走れたことに満足し、さらに高い目標を設定しなければ、それ以上の成長はない。

成長するには、絶えず今の自分よりが達成するには困難な高い目標を設定して挑み続けるしかない。

そんなことを繰り返していれば、スランプに陥ったりうまくいかないことが頻発するのは当たり前だ。

スランプとは高い目標に挑み続けている証で、頑張っている者だけが経験できる特権ということだ。

やりすぎると自信の喪失につながる

だからといって、困難な目標ばかりを立てるのも考えものだ。

前の記事でも書いたように、人にとって大切なことは、達成感を味わうこと。

これがあるから頑張ろうという気になれる。

試合もできないのに練習に身が入るわけがない。

多くの人は目標達成のために頑張っているのであり、頑張った上で目標を達成できた時の喜びは何にも変えがたい。

もし困難な目標ばかりを掲げると、もちろんそれに向けて頑張ることでスキルは確実に向上するだろう。

しかし困難な目標であるが故に、達成できる確率も当然下がる。

達成できない悔しさをバネに、より一層頑張る効果も期待できるし、時には必要なことではあるが、やはりコレに関しては適度が良い。

僕が生徒の進路指導を行う時、高校入試においては多くの生徒が3つの高校を受ける。

具体的には奈良県の私立で1校、京阪神私立で1校、そして公立高校を1校(公立高校が第一志望であるという前提)という具合だ。

そしてこの3つの高校を受けさせる際、生徒には挑戦に当たる高校の受験は一つまで。

つまり3校中、2校以上は必ず合格できるような形での進路指導を心がける。

私立で1校悔しい思いをすることもあれば、最後の公立で悔しい思いをすることもある。

しかしいずれの場合も、3校中、2校は合格しているという点が共通している。

個人的に、これは生徒のためを考えても、貴重な財産になると思う。

正しく悔しい思いをさせ、そしてそれを乗り越える経験をさせる。

人の人生は困難と逆境の連続だ。

誰だって失敗はしたくない。

けどうまくいかないことがたくさんある。

それが人生だ。

人生経験が豊富な大人はそのことを分かっているが、子どもはそうではない。

しかし何も大きな失敗や、傷つくという経験をしないままに大人になってしまうことほど不幸なことはない。

転んだ時の立ち上がり方は、やはり実際に転んでみないと分からないし、学べない。

しかし話を戻し、3校受験して仮に2校失敗、1勝2敗で終わるとどうだろうか。

人生に一度しかない受験で、負けの数の方が多い。

これは子どもの心に深い傷を負わせてしまう可能性がある。

立ち上がり方以前に、自分に自信をなくしてしまう可能性が高いと考えている。

だから、子どもの心をへし折らない範囲で失敗や悔しい経験をさせることが大切だ。

何かを行う時は、少し手を伸ばすと届く目標と、そうではない目標の両方を立てることが大切だ。

心の持ちようが大切

そうはいってもやはり思うように物事が進まないことは辛い。

その辛さに耐えられず、途中で挫折してしまう人もいる。

それがメンタルの強さとか言ってしまえばそれまで。

それは別の機会で触れるが、一つの解決策としてどうしても辛いなら、一度そのことから離れることをオススメする。

ピアノの練習が辛いなら、いっそピアノを一切触らない日を作ってしまえばいい。

そして自分の好きな趣味に没頭してみればいい。(ちなみに僕はこういう時、大好きな読書に没頭します。)

辛いことを忘れて好きなことに没頭していれば、そのうちストレスは緩和されてリフレッシュできる。

そしてさらに時間が経てば、スランプで嫌だったことに「そろそろやってみようかな」という気になれる可能性が高い。

不思議なもので、リフレッシュした状態でやってみると、あっさり克服できた、なんてことはよくある話だ。

スランプの時はまず気持ちが荒んでいることが多いので、それが行動にも影響してしまうことがある。

心を整えるという意味でも、リフレッシュできる方法を見つけておくことはとても大切だ。

まとめ

スランプとは頑張っている証拠。

だからスランプに陥ること自体が素晴らしいことだとまず思えるようにすれば、スランプに陥る自分を褒めてあげられるようになる。

同時にスランプに陥る時は、視野が狭くなってしまっていることも忘れてはいけない。

いっそ離れてしまうことも効果的だ。

心だけは折れてしまうと復活させるのに膨大な時間がかかる。

そうならないようにするために、絶えず自分の心を守る方法を模索しておくこと。

そうすればどんな困難も上手に乗り越えられる。

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